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ニュース・フラッシュ

2013年8月30日 ハノイ 五十嵐吉昭

ベトナム: 天然資源環境相が鉱業権の半数は不正であると国会常任委員会で証言

 2013年8月26日の地元紙の報道によれば、Quang天然資源環境省大臣は国会常任委員会の席上、新鉱物法の下で付与された鉱業権の半数は不正なものであると証言した。新鉱物法が施行となった2011年7月1日から2012年末までの1年半の間、ベトナムの地方各省が付与した鉱業権は、探査権が275件、採掘権が682件の計957件に達する(注:新鉱物法第82条によれば、地方政府が付与できる鉱業権は一般建設用鉱物、泥炭、小規模に点在する鉱物、及び零細鉱業に限られる)。Quang大臣の証言によれば、ある鉱業権は権限のない機関から付与され、またある鉱業権は未登録、あるいは環境影響評価を実施していない企業に付与されているとした。Hung国会議長はこの背後に汚職があると指摘し、鉱業活動にこれだけの法令違反があるにも拘わらず、誰も罰せられていないとし、その上で天然資源環境省の管理を批判して同省と公安に早急な対処を求めた。一方、Quang大臣は、不正のあった47の省の内、特に法令を遵守しない14の省に対して、首相が直接批判することを提案した。

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