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ニュース・フラッシュ

2013年8月31日 サンティアゴ 神谷夏実

ブラジル:EBXグループ各社株式売却に関し様々な憶測

 経営危機に陥っているEBXグループのMMX社、LLX社、CCX社株式の買収について、様々な憶測が飛び交っている。MMX社(鉄鉱石)は、SUDESTEシステム(Serra Azul鉱山)、Corumba鉱山、Sudeste港を保有しているが、EBXグループのBatista代表が所有する同社株式を分割することなく、一括で売却したいとされている。同社株式については、Glencore Xstrata、Trafigura社、Mubadalaファンド(アブダビ)等が関心を示している中、Trafigura社、Mubadalaファンドは協調してMMX社の買収を行う可能性がある。MMX社が開発中のSUDESTEシステムは、EBITDAベースで黒字となっているものの、Corumba鉱山は2013年Q2に増産したにもかかわらず、10.1百万レアル(約4.3億US$)の赤字となっており、同社の経営の足かせとなっている。またMRS Logistic社(鉄道)も、MMX社のSudeste港の取得に関心を示している。MRS社は、Vale、CSN社、Gerdau社、Usiminas社等が出資する鉄道インフラ会社であるが、同港を今後の鉄鉱石、鉄鋼製品の輸出にとって重要なインフラと位置づけているとみられる。一方、CCX社(コロンビアの石炭開発)は、開発予定鉱山の一部を売却する方針である。CCX社はSan Juan石炭鉱山を含む3鉱山の開発を55億US$で2013年より開始する計画である。2017年より35百万t/年の生産を行う予定である。

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