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ニュース・フラッシュ

2013年9月2日 リマ 岨中真洋

ペルー:Shinno鉱山次官、インフォーマル鉱業合法化プロセスについて説明

 2013年9月2日付け地元紙によると、エネルギー鉱山省のShinno鉱山次官は、これまでに7万人以上のインフォーマル鉱業従事者が合法化への意思表示を行ったことを明らかにした。このうち、合法化される可能性が高いのは3万人程度であるとし、政府として法律の定める期限内に合法化が達成できるよう、あらゆる支援を行うとした一方で、残りの4万人についても、まだ合法化に向けた手続きに間に合うとし、同様に支援を行う用意があると説明した。さらに、合法化における課題は鉱業権の所在であるとし、インフォーマル鉱業従事者が鉱業権者であるのか、鉱業権者により操業許可を得ているのか等を整理する点であるとした。

 合法化申請期限は2014年4月19日であるとし、同日までに合法化を希望する場合は操業契約書や鉱業権の証明等、必要書類の提出を行わなければならないとされている。その一方で、2014年4月19日までに合法化申請を行わないインフォーマル鉱業従事者は、期限日以降は違法となることから、法的な罰則や取締りの対象となる。なお、同次官によれば、インフォーマル鉱業が集中しているのはMadre de Dios県、Puno県、Ica県南部のNasca地方、La Libertad県北部、Piura県である。

 また、政府は内閣府、エネルギー鉱山省、環境省、内務省と、4つの小規模鉱業事業者組織の代表者で構成される作業部会を立ち上げ、2013年9月6日にも第2回目の会合を行い、合法化に向けた支援を行っていくと説明した。

 さらに、地方政府はインフォーマル鉱業の監査に必要とされる能力を持ち合わせていないという現状に対応するため、エネルギー鉱山省は、小規模・零細鉱業の集中するMadre de Dios県に8名、Arequipa県に4名の専門職員を派遣したことを明らかにした。

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