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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2013年9月2日 メキシコ 縄田俊之

ドミニカ:加Barrick Gold社、Pueblo Viejo金・銀鉱山に対する鉱害申立を否定

 2013年8月28日付け業界紙等によると、加Barrick Gold社(本社:トロント)社は、ドミニカに保有するPueblo Viejo金・銀鉱山が飲料水の汚染と周辺住民の健康を害している旨の申し立てを否定した。

 ドミニカ医科大学は、同社が同鉱山近隣の河川に化学物質を放流したため、その周辺住民の健康被害と環境汚染を引き起こしたと公表した。また、Amarilis Herrera同大学長は、周辺住民の多様な病気の発生状況や、これらの病気が同鉱山に起因するものであるとの周辺住民の抗議に基づき、同鉱山周辺において環境調査を実施する計画を発表した。

 一方、同社は、①これら周辺地域における環境汚染は、同社が2013年1月に操業を開始する30年以上も前から行われていた鉱物採掘によるもの、②最近操業を開始したばかりにもかかわらず、鉱山周辺の水源における水質条件を飛躍的に改善した、③周辺住民の健康被害に関する詳細な調査の実施及び鉱山操業プロセスを知るための周辺住民等による鉱山訪問を歓迎する等としている。

 なお、同鉱山は、権益保有率が同社60%、加Goldcorp社(本社:バンクーバー)40%のJVによるものであり、同社の年間金生産量は15.6~18.7 tが見込まれ、その管理総コストは525~575 US$/oz(銀副産物クレジット込み)と算出されている。

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