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ニュース・フラッシュ

2013年9月9日 モスクワ 木原栄治

ロシア:ザバイカリエ地方政府、Zhireken GOK社の支援をロシア産業貿易省に要請

 2013年9月4日付け地元報道によると、ザバイカリエ地方政府はロシア産業貿易省に対し、モリブデンの国際価格低下により操業停止に追い込まれる可能性があると指摘されているZhireken GOK社への在庫担保融資を要請した。

 ザバイカリエ地方第一副知事代行であるアレクセイ・シェメトフ氏は、「Zhireken GOKの将来について様々な憶測が飛び交っているが、大方の意見は支援されるべきとの方向に傾いている。ザバイカリエ地方政府は最悪の事態を避けるべく最大限の努力を行っており、親会社のSoyuzmetallresource社(ロシアのフェロモリブデン生産大手)だけに決定させるのではなく、連邦政府レベルで問題が検討されるよう働きかけている。フェロモリブデン1 ㎏の市場価格は24 US$であるなか、生産原価は39 US$となっているため、これを支援するのは容易ではないが、政府は戦略的決定を下すことになろう。」と述べている。また、同氏は、地方政府は操業中止という事態にも備えており、レイオフされた従業員の他の鉱業企業による雇用可能性を検討していると述べている。

 Zhireken GOK社はSoyuzmetallresource社の傘下にある。モリブデン価格の低下により、2013年上期の精鉱生産量は前年同期比11.4%減の1,290 t、フェロモリブデン生産量は15%減となっている。

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