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ニュース・フラッシュ

2013年9月16日 モスクワ 木原栄治

ロシア:ヴォロネジ州の鉱床開発においてNorilsk Nickel社とUMMCが協力

 2013年9月9日付け地元報道によると、Norilsk Nickel社とウラル採鉱冶金会社(UMMC)は、UMMCが所有するヴォロネジ州エラン及びヨルカ銅ニッケル鉱床の開発における協力を検討している。両社の生産施設の原料確保が目的であり、Norilsk Nickel社は資金参加しないものの、最新技術のノウハウを提供する予定である。

 これらの鉱床については、2011年1月にNorilsk Nickel社のウラジーミル・ストルジャルコフスキーCEO(当時)がプーチン首相(当時)に売却を提案していた。入札は2012年に実施されたが、Norilsk Nickel社は敗北し、UMMCがエラン及びヨルカ鉱床のライセンスを取得していた。

 Norilsk Nickel社は入札の結果に異議を唱え、入札委員会は公平でないと主張したが成果はなかった。その後、エラン及びヨルカ鉱床は、環境保護活動家と地元住民による激しい反対運動に直面し、最も反対運動が激化した2013年6月22日は、地質調査関係者のキャンプ施設付近において4,000人規模の集会が開かれ、掘削装置への放火、特殊機械やキャンプ施設の破壊等が行われた。UMMCによると、現在、掘削装置の修理が行われており、9月10日にキャンプ施設が再開される予定となっている。

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