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ニュース・フラッシュ

2013年9月17日 北京 篠田邦彦

中国:政府、生産能力過剰対策計画案を公表か

 安泰科によれば、2013年9月15日、工業情報化部の蘇波副部長は、河北省滄州市で開かれた第5回中国製造業年度会議で「国務院は生産能力過剰への対策計画案を公表する予定であり、行政による干渉の大幅縮小、市場への参入許可のルール化が政策の目玉となる」と述べた。

 同副部長によると、中央政府は、将来的には鉄鋼、電解アルミ、板ガラス、セメント及び船舶など5つの生産能力過剰産業に対する行政干渉をより一層縮小し、行政の審査事項を大幅に削減する。同時に市場への管理を強化し、オープンで平等な競争環境を築く。一方では、政府は企業の投資活動に対する過度の干渉を減らし、不公平な競争を削減する。また一方では、市場への参入許可を条件とし、地方政府は審査に合格していない既存生産能力に対し規則による管理を行う。

 国務院発展研究センター産業経済研究部の馮飛部長は、市場の力で生産能力過剰を解消するのは、政府の役割を完全に放棄するという意味ではないと指摘している。政府は、基準や技術法規を用いて産業への監督管理を行い、環境保護、エネルギー消費、安全及び製品品質などの面での社会的監督管理及び段階的管理を強化する。同時に、政策を策定する時には、各分野の意見を広く求め、監督管理方式を改善していく。

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