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ニュース・フラッシュ

2013年9月23日 リマ 岨中真洋

ペルー:Volcan社社長、ペルー鉱業の先行きを悲観

 2013年9月19日付け地元紙によると、Volcan社(本社:ペルー)のPicasso社長は、第31回鉱業大会(Perumin)において、ペルーの鉱業はこの数年間生産量が減少傾向にあり、短期的な先行きの見通しは決して明るいものではないと発表した。さらに、今後ペルーにおいては570億US$の鉱業投資が計画されているが、実際に投資が実現するのは150億US$にも達しないだろうとの見方を示した。

 その理由として、反鉱業運動などの社会争議問題や、政府による環境関連の承認の遅れ、先住民事前協議法による事前協議の遅れを挙げたほか、チリやカナダと比較して高い課税負担率の存在を示した。さらに、現在の金属市況においては、鉱山企業はよりステージの進んだプロジェクトを優先せざるを得ないと述べた。

 また、2年前の鉱業大会に出席した際、Minas Conga金プロジェクト(Cajamarca県)やCuajone銅鉱山(Moquegua県)、Toquepala銅鉱山拡張プロジェクト(Tacna県)に関する発表が行われたが、残念ながら現在まで何の進展も見られないとし、これらのプロジェクトが実施されていれば、多くの雇用が生まれ、輸出額や納税額は増加していたはずだとコメントした。

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