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ニュース・フラッシュ

2013年9月23日 ロンドン 小嶋吉広

ニジェール:政府、Areva操業鉱山に対し監査実施

 2013年9月20日付けメディア報道によれば、ニジェール政府は仏Arevaが操業するSomair(Arlit)ウラン鉱山とCominak(Akouta)ウラン鉱山に関し、操業実態の把握とチェックを行うため監査を行うことをTchiana鉱山大臣が明らかにした。両鉱山とも本年末に鉱業契約の更新を迎えるが、鉱山から政府が受ける利益が不十分であるとの批判を踏まえ、鉱業契約の更新交渉を有利に進めるため、専門の監査人を手配することとなった。

 両鉱山で産出されるウランは、仏の原子力発電量の約1/3を賄っているものの、ニジェール政府としては利益の享受が未だ不十分と認識しており、監査人は操業コストの適正性について主にチェックする。監査によりコスト削減を図ることで、ニジェール政府は山元(Arlit)から首都ニアメまでの道路(約1,000 km)の改修等、インフラ整備を行う資金を捻出したい考え。なお、資金の透明性をチェックする国際NGO(Publish What You Pay)も、Arevaのニジェールでのオペレーションについては情報開示が不十分であるとこれまで指摘していた。

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