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ニュース・フラッシュ

2013年9月30日 メキシコ 縄田俊之

メキシコ:鉱業税がゴーストタウンを創出

 2013年9月26日付け業界紙等によると、メキシコ持続可能鉱業連盟のSilvana Sánchez Helú会長は、政府が提案した鉱業部門に対する税制改革が小規模鉱山企業の存続を脅かし、その結果、ゴーストタウンを生み出す可能性を示唆した。

 この背景として、本年9月初旬に政府は、売上高に対する7.5%の課税、金、銀及びプラチナを生産する企業の総収入に対する0.5%課税等を提案した経緯を有する。

 同会長は、鉱業部門は既に一般企業と同様に法人税と、税引き前収益に対する10%の配当金を正規労働者へ支払う他に、1ha当たりをベースとした鉱業コンセッション税を支払うこととされており、この上、本税制改革により新たに課税されることとなると、メキシコにおける鉱業コンセッションの名義人として50%以上を占める小規模鉱山企業の将来が危険にさらされるとともに、小規模鉱山における鉱業活動に依存する地域の雇用損失に繋がる旨述べた。

 なお、本税制改革案は、本年4月に国会の下院で可決されたEbitdaに対する5%のロイヤルティ課税に取って代わることが予測されており、国会での承認が求められている。

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