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ニュース・フラッシュ

2013年10月7日 メキシコ 縄田俊之

メキシコ:Chiapas州Sierra Madre高地における鉱業活動が自然保護地域を危険に晒す

 2013年9月30日付け業界紙等によると、環境保護団体は、Chiapas州Sierra Madre高地に位置し、23年前に自然保護地域として宣言されたEl Triunfo地域の119千haが、連邦鉱業当局により鉱業権を付与された7つの鉱業コンセッションにより危険に晒されている旨を警告した。

 同地域の119千haは、同州の保護種(絶滅危惧種として保護されている動植物)の50%とメキシコの保護種の24%が生息し、2つの河川では水力発電が行われるとともに、メキシコの33%の水を賄っている。

 一方、同地域には、金、銅及びバリウムを対象とした5つのプロジェクトが存在する。

 El Triunfo保全基金普及部長によると、同保護地域における脅威は、森林破壊、森林火災や、州政府計画に基づく小規模農民の耕地化だけでなく、鉱業における露天採掘も含まれる。同地域における鉱業活動の増加を避けるため、2012年に多数の環境保護団体がChiapas州Sierra Madre協定を創設した。また、同部長は、同地域の生態系システムはメキシコ国内における他の地域のそれとは全く異なることから、環境天然資源省(SEMARNAT)は鉱業プロジェクトを認可するために、国内の他の地域と同様の基準を適用すべきではない旨述べた。

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