閉じる

ニュース・フラッシュ

鉱種:
亜鉛 ベースメタル
2013年10月7日 ロンドン 小嶋吉広

ポルトガル:ILZSGによる亜鉛需給予測、2013年、2014年ともに120千t前後の供給過剰

 2013年10月2~3日、リスボンで国際鉛・亜鉛研究会(ILZSG)の秋季会合が開催され、同研究会により発表された2013年の亜鉛の需給推計と2014年予測は以下のとおり。

 2013年及び2014年の亜鉛地金需要は、それぞれ12,890千t(対前年比4.8%増)、13,540千t(同5.0%増)と見込まれる。中国では内陸部におけるインフラ需要や自動車、機械、家電製品の増産により、2013年の需要は同7.7%増となる見込みである。欧州ではここ数年需要は縮小してきたが、下げ幅は徐々に減少傾向にあり、2013年は同0.8%の減少、2014年は同3.8%の増加に転じる予想である。

 鉱石生産量に関しては、Hindustan ZincのRampura Agucha鉱山(印)での生産拡大やPerkoa鉱山(ブルキナファソ)での生産開始という増加要因が、Brunswick鉱山やPerseverance鉱山(いずれも加)の閉鎖(鉱量枯渇)による減少要因に相殺される形となり、2013年は対前年比1.7%増の13,730千t、2014年は同2%増の14,010千tと小幅な増加にとどまる見込みである。

 地金生産量については、中国の生産拡大に牽引され、2013年は13,010千t(対前年比3.4%増)、2014年は13,650千t(同4.9%増)と見込まれている。

 結果、需給バランスは、2013年、2014年ともそれぞれ120千t、115千tの供給過剰が予想されている。

ページトップへ