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ニュース・フラッシュ

鉱種:
レアメタル ニッケル
2013年10月14日 メキシコ 縄田俊之

ドミニカ:ドミニカ議会下院がFalcondoニッケル鉱山拡張計画の一部を国立公園に指定

 2013年10月4日付け業界紙等によると、ドミニカ議会下院は、本年10月1日にGlencore Xstrataが保有するFalcondoニッケル鉱山の拡張計画に位置するLoma Miranda地区を国立公園に指定することを承認した。

 同下院での承認は、国連開発計画(UNDP)による評価結果(同社が作成した同鉱山の環境影響評価報告書は、鉱業活動により広域に及ぶ環境への評価、生物の多様性及び社会への影響の評価等が不足していることから不完全である旨の内容)及びドミニカ国立科学アカデミーの勧告を踏まえたものである。

 今後、本件に関しては上院で審議される予定であるが、本年10月3日に同鉱山労働者の一部グループがCristina Lizardo上院副議長に対し上院での否決を求める要請を行った。

 Rafael Osiris de Leon地質技師によると、本件が上院で承認された場合、同社はドミニカ政府に対し、採掘権75年(2030年満了)の喪失に対する賠償を請求することとなる旨コメントした。

 一方、地域コミュニティは、Cibao中央地域に位置する土地に関しても生物多様性を保護する観点から、議会に対し国立公園の指定を申請する予定である。

 なお、同鉱山は、同社が権益の85%を保有しており、2012年におけるフェロニッケルの生産量は15,186 tであった。

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