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ニュース・フラッシュ

鉱種:
レアメタル ニッケル
2013年10月28日 メキシコ 縄田俊之

ドミニカ共和国:環境大臣がFalcondoニッケル鉱山拡張問題に関する調査の必要性を表明

 2013年10月23日付け業界紙等によると、Bautista Rojas Gómez環境大臣は、Glencore Xstrataが保有するFalcondoニッケル鉱山の拡張計画の対象となっているLoma Miranda地区に関し、同地区を国立公園に指定することが最善の道であるか否かを決定するために更なる調査が必要である旨を表明した。

 この背景として、国連開発計画(UNDP)による評価結果(同社が作成した同鉱山の環境影響評価報告書は、鉱業活動により広域に及ぶ環境への評価、生物の多様性及び社会への影響の評価等が不足していることから不完全である旨の内容)及びドミニカ国立科学アカデミーの勧告を踏まえ、ドミニカ議会下院が、本年10月1日に同鉱山の拡張計画に位置する同地区を国立公園に指定することを承認した経緯を有する。

 同大臣によると、将来、環境影響評価書の認可の是非を決定する前に、UNDPの勧告に従い、同地区の生物の多様性及び水理地質に関する更なる調査の実施と、同地区の管理計画の策定を行う必要がある。

 これに対し、Rafael Calderónドミニカ議会上院Loma Miranda地区問題委員会委員長は、更なる調査には1年の期間を要する旨述べた。

 なお、本年10月に同社は、環境問題に関連したものではないと説明を加えた上で同鉱山を一時閉鎖したところであり、閉鎖期間が3年間に及ぶことによって、職員約1,000人と契約社員約700人が解雇される見通しである。

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