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ニュース・フラッシュ

2013年10月28日 モスクワ 木原栄治

ロシア:Rostec社、ヤクーチアでレアアース採掘へ

 2013年10月21日付け地元報道によると、ロシア国営企業Rostec社は、Tomtor鉱床開発に向け、ICTグループ(鉱業・冶金産業等の投資プロジェクトを包括的に実施)との合弁企業を設立した。Tomtor鉱床の面積は250㎢、鉱石埋蔵量は1億5,400万t(レアアース酸化物の品位:ニオブ6.71%、イットリウム0.6%、スカンジウム0.048%、テルビウム9.53%)であり、世界最大級の鉱床とされている。Rostec社は2017~2018年にはレアアースの国内需要を満たし、ハイテク製品の純輸出事業者となる見込みである。

 ロシアのレアアース消費割合は、エレクトロニクス分野で約70%、国営原子力企業Rosatom社で約25%、鉄鋼業で5%(合金鋼添加剤)となっている。ロシアはレアアースを軍需産業の戦略的原料としている。ロシアにおける2020年のレアアースの年間需要は5,000~1万3,000 tと予想され、同時期の世界需要は約18万tと予想されている。

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