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ニュース・フラッシュ

2013年10月30日 北京 篠田邦彦

中国:『2013年中国鉱産資源報告』を発表

 安泰科によれば、「2013年中国鉱産資源報告」の編集作業が完了した。同「報告」によると、中国の2012年の鉱物資源探査費用は、1,200億元を超え、ボーリング探査作業量は3,419.19万mであった。新たに増加した埋蔵量は、石油15億t、天然ガス9,610億㎥で、新たに1億t級の油田4ヵ所、1,000億㎥級のガス田3ヵ所、50億t級の炭鉱4ヵ所、国内最大級の超大規模ウラン鉱山1ヵ所を発見した。採掘業の投資額は1兆3,100億元、鉱石の採掘量は87.23億t、鉱物製品の対外貿易総額は9,919億US$であった。

 報告によると、2012年に中国政府は探査突破戦略活動を積極的に進め、地質調査の新しいメカニズムを探求し、地質調査及び鉱産資源探査を強化した。鉱業権取引市場を育成、ルール化し、鉱産資源の科学的な開発と合理的な利用を促進し、鉱産資源の法律法規体系の更なる完備を進めた。

 報告によると、中国の石炭、石油、天然ガス、鉄、銅、タングステン、モリブデン、金などの鉱産物の調査は大きく前進し、新たに発見された埋蔵資源は、石炭616億t、鉄鉱石40億t、銅431万t、金917 t、カリ塩1,461万tである。2012年末時点で、技術的に採掘可能な資源埋蔵量は石油33.3億t、天然ガス4兆4千億㎥で、探査による確定埋蔵量は石炭1兆4千億t、鉄鉱石775億t、銅9,037万t、ボーキサイト38億t、金8,196 tに達している。石炭、粗鋼、セメントなど鉱物製品の生産量は安定して世界第1位を占め、国内の供給能力は継続的に強まっている。

 鉱産品の貿易も安定的で、大口の鉱産品の輸入も持続的に増加している。2012年、鉱産品の輸出入貿易総額は前年比3.4%増の9,919億US$であった。石炭の輸入量は前年比29.8%増の2.89億tで、石油の輸入量は前年比5.6%増の3.11億t、対外依存度は57.8%であった。鉄鉱石の輸入は前年比8.4%増の7.44億tで、対外依存度58.7%であった。

 鉱物資源総合利用レベルは継続的に高まり、グリーン鉱業が顕著な進展を果たした。資源総合利用実証基地の建設を通じ、石油、石炭、鉄鉱石、銅、燐鉱石など一部の重要な鉱物資源を活用することができた。石油・ガス、石炭、金属及び非金属の採掘選別や総合利用など99件の先進的な技術の適用を評価・選考し、社会に向け推奨する。グリーン鉱業の発展を推進し、3回に分けて459ヵ所の試行地区を相次いで慎重に選出した。調和のとれた鉱区の建設については、試行作業も全面的に始まり、16ヵ所の鉱山を選んでパイロット事業が展開されている。

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