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ニュース・フラッシュ

2013年11月6日 北京 篠田邦彦

中国:政府3部局、生産能力過剰の解消のために新たな生産能力拡張プロジェクトを禁止

 安泰科によれば、国家発展改革委員会は、工業情報化部と共に、「深刻な生産能力過剰問題の解消に関する国務院の指導意見」の実施を徹底するために電話会議を開き、次の段階の生産能力過剰問題の解消に関する全体計画案を提出した。同日に開かれた「銀行業界における生産能力過剰問題の解消及びグリーン信用貸付の実施に関する会議」で、銀行監督管理委員会は、差別化した信用貸付を含む6つの政策措置を提出し、生産能力過剰の解消を支援し、実体経済の転換を推進する。

 中国国内で現在、生産能力の過剰問題が深刻な状況となっている業界として、鉄鋼、セメント、アルミナ、ガラス、船舶業が挙げられている。国家発展改革委員会の胡祖才副主任は、「現地政府が主要な役割を果たし、生産能力の盲目的拡張を抑制し、生産能力過剰産業の構造調整を大いに推進する。積極的に国際市場を開拓し、監督管理の改善を通じ、監督管理の効果を引き上げる。」と述べた。

 工業情報化部の朱宏任総技師は、「現在、政府は生産能力過剰産業に対して新たな生産能力拡張プロジェクトを厳しく禁止し、建設中のプロジェクトを適切に分類し、着工していないプロジェクトの建設開始を認めない。基準に適合しないプロジェクトの建設を停止する。継続的に建設する必要があるプロジェクトについては、評価と審査をやり直す。」と表明した。両部署は、ある地域では、低い土地価格や税収面の優遇政策などを通じて企業を誘致し、プロジェクトを重複建設しており、これらの行為に対し決然として抑制しなければならないと強調している。

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