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ニュース・フラッシュ

2013年11月8日 サンティアゴ 縫部保徳

チリ:MPX社、チリから撤退

 メディア報道によると、伯MPX社(EBXグループのエネルギー部門)はCastilla火力発電所建設プロジェクト(チリ第Ⅲ州)関連の全ての労働者を、2013年10月31日に解雇した。同社のチリ・サンティアゴの事務所も、所長を除き全ての職員が解雇されたという。所長は訴訟問題の解決に当たるために解雇されなかったとみられている。同社の事実上のチリからの撤退は、Castilla火力発電所建設プロジェクトの実施が事実上困難であるとともに、深刻化したグループの財政問題が原因とされる。

 Castilla火力発電所建設プロジェクトは、発電能力2,100 MWの石炭火力発電所の建設を目指したもので、周辺鉱山開発プロジェクトへの安価な電力供給が期待されていたが、地域住民と最終的な合意に至らず、2012年8月に最高裁判所から環境影響評価のやり直しを命じられたことからプロジェクトの継続を諦めざるを得ない状況となっていた。

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