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ニュース・フラッシュ

2013年11月14日 サンティアゴ 縫部保徳

チリ:最高裁判所、水法に対する鉱業法の優先を認める

 Antofagasta Minerals社の2013年11月14日付プレスリリースによると、Los Pelambres鉱山鉱区内で湧出した水資源の利用についてLos Pelambres鉱山と水利総局が争っていた裁判で、チリ最高裁判所は鉱山側を支持する判決を下した。係争は、同鉱山鉱区内への集水システム設置に対して、水利総局が訴訟を起こした2009年より続いていた。この判決に関しAntofagasta Minerals社は、「最高裁判所は、鉱区内に偶発的に湧出した水の利用権を認める“鉱山事業者の水(Aguas del Minero)”と呼ばれる権利を認め、1つの判例を確立した」とコメントした。

 チリでは水利権を規制する水法(Codigo de Aguas)がある一方、鉱業法(Codigo de Mineria)第110条で、「鉱業鉱区の名義人は、その鉱区内における作業で発見した水を、鉱区の種類に則り、探鉱、採掘及び選鉱の各作業に必要な量を、法的効力によってのみ、利用する権利を有す」と定めている。今回の判決は、鉱区内で湧出した水資源の利用について、水法に対する鉱業法の優先を認めたものである。

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