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ニュース・フラッシュ

2013年11月21日 サンティアゴ 縫部保徳

チリ:2010年以降に環境認可を承認された計画発電出力のうち24%が司法により中断または中止に追い込まれる

 メディア報道によると、2010年以降に環境認可の承認を受けた発電プロジェクトの計画発電出力(15,302 MW)のうち、24%(3,757 MW)が裁判所による停止命令や不利な判決を受け、中断または中止に追い込まれている。停止命令や不利な判決を受けているのは石炭火力発電プロジェクトだけでなく、水力発電、風力発電も対象となっており、中止または中断に追い込まれた発電所建設プロジェクトと出力、中断・中止の状況は次のとおり。

プロジェクト 発電様式 出力 状況
Castilla 火力(石炭) 2,100MW 環境認可手続きの不備のため、最高裁が環境影響評価手続きのやり直しを命令
Chiloé 風力 112MW 先住民への協議が行われていないとして最高裁が環境認可を認めず
Cuervo 水力 640MW 最高裁が地勢調査のやり直しを命令、会社は最終的に調査を実施、現在新たな差し止め訴訟についてCoyhaique上訴裁判所が審査中
Punta Alcalde 火力(石炭) 740MW 最高裁から中断命令を受ける可能性があるが、フィルター設置の評価を行う環境影響評価手続き実施により命令解除になる可能性も残す
Gas Natural en Concón 火力(ガス) 165MW Valparaíso上訴裁判所への差し止め訴訟のため一時中断
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