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ニュース・フラッシュ

2013年11月25日 ジャカルタ 高橋健一

インドネシア:最高裁、鉱物資源高付加価値化に関するエネルギー鉱物資源大臣令に2回目の違法判決

 2013年11月22日付け地元紙報道によれば、インドネシア最高裁判所は、鉱物資源高付加価値化に関するエネルギー鉱物資源大臣令(2012年第7号)に対し、2回目となる違法判決を下した。訴えたのは、同国ボーキサイト・鉄鉱協会に所属するAlias Wello氏個人による起訴によるもので、内容は、法的に上位となる新鉱業法(2009年第4号)の規定により2014年1月12日まで鉱石輸出が認められているにもかかわらず、同大臣令第21条の規定により2012年5月からの鉱石輸出が禁止されたことに対し、違法審査請求が出されたもの。今回最高裁はこの訴えを認め、同大臣令の取消を命じている。この判決に対し、エネルギー鉱物資源省スポークスマンは、同大臣令第21条自体は既に改正大臣令(2013年第20号)により削除されているため、実質影響のないものとコメントしている。

 鉱物資源高付加価値化に関するエネルギー鉱物資源大臣令(2012年第7号)に対しては、インドネシア・ニッケル協会らにより、複数個所の規定でエネルギー鉱物資源省の権限を越えた内容となっている点について違法であるとの訴えを起こし、2012年9月に最高裁はこれを認める判決を下し、その後、改正大臣令(2013年第20号)で変更された経緯がある。

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