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ニュース・フラッシュ

鉱種:
鉄鉱石
2013年12月9日 メキシコ 縄田俊之

メキシコ:経済省が鉄鉱石の違法採掘の疑いがある鉱業企業10社を調査

 2013年11月15日付け業界紙等によると、経済省は、中国へ輸出するために鉄鉱石を違法に採掘した疑いがある鉱業企業10社を調査している旨を明らかにした。

 メキシコは鉄鉱石が不法に中国やその他諸国へ輸出されることを防ぐことを目的に2011年に輸出許可制度を導入したが、これら10社のうちShangai Internacional de Sinaloa社、Grupo Minero Iztapa Zihuatenejo社、Ignacio Herrera Ochoa氏(個人)及びConsorcio Min Ben社(Ignacio Herrera Ochoa氏とのJV企業)は、Michoacán州、Colima州及びJalisco州において、正式な輸出許可を得ずに中国向けに鉄鉱石を出荷したと見られている。

 これまでに中国へ違法に輸出された鉄鉱石の量は50万~100万tと推測され、また、前述3州における犯罪組織の鉄鉱石違法採掘による損出額は年間127百万US$を超えると推計されている。

 一方、本年11月4日にメキシコ陸軍、海軍及び連邦警察は、違法輸出を行う組織犯罪を取り締まるためMichoacán州のLázaro Cárdenas港を管理下においた。

 なお、Caballeros Templariosと称する麻薬組織は、違法採掘による鉄鉱石の中国向け輸出に関与したとされている。

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