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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2013年12月9日 メキシコ 縄田俊之

メキシコ:大手金生産会社5社、2013年第3四半期は前年同期と比べ減産

 2013年11月19日付け業界紙等によると、メキシコにおける大手金生産会社5社による2013年第3四半期の金生産量は、Minera Frisco社による鉱山拡張にもかかわらず、前年同期の17.30 tから0.84%減の17.16 tとなった。

 大手金生産会社5社による2013年第3四半期の金生産量は、以下のとおり。

 加Goldcorp社は、Zacatecas州にPeñasquito多金属鉱山、Guerrero州にLos Filos金鉱山及びChihuahua州にEl Sauzal金鉱山を有しメキシコ最大の金生産者であるものの、前年同期の6.88 tから5.65%減の6.49 tとなった。減産の主要因は、Peñasquito多金属鉱山が前年同期と比べ9.6%減の3.54 tであったことによる。

 Peñoles社は、前年同期の5.53 tから0.6%減の5.49 tとなった。減産の主要因としては、Noche Buena鉱山やSoledad鉱山、Dipolos鉱山(いずれもSonora州)での火薬使用許可の一時停止問題による粗鉱処理量やLa Cienega多金属鉱山の粗鉱金品位低下が挙げられる。なお、同社の貴金属子会社であるFresnillo社の子会社Minera Penmont社が保有するNoche Buena鉱山での生産量の増加やLa Herradura鉱山(いずれもSonora州)では金回収率が向上したが、上記による生産減を補うには至らなかった。

 Minera Frisco社は、前年同期の1.27 tから44%増の1.85 tとなった。同社は主力鉱山のEl Coronel金・銀鉱山における一部労働組合の違法封鎖による操業の一時停止(本年8月中旬解除)が発生したが、新たな3鉱山の操業開始が増産に寄与した。

 加Agnico Eagle Mines社は、前年同期の1.93 tから11.4%減の1.71 tとなった。減産の主要因は、Chihuahua州に保有するPinos Altos金・銀鉱山及び同鉱山の近隣に位置するCreston Mascota金・銀鉱山の生産量減による。

 米Newmont Mining社は、前年同期と変わらず1.62 tとなった。

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