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ニュース・フラッシュ

2013年12月9日 モスクワ 木原栄治

ロシア:鉱物埋蔵量分類の新基準導入

 2013年11月15日付け地元報道によると、ロシアのセルゲイ・ドンスコイ天然資源環境相は、鉱物埋蔵量分類の新基準導入に関する命令書に署名した。新基準では採掘時の経済的要素を考慮し、国際的基準により近いものとなる予定であり、2014~2015年には必要な法整備が行われる予定である。また、新基準によりロシアの鉱量は、世界第8位から第3位に向上する可能性がある。

 天然資源環境省は2010年に、国際基準SPEに沿った鉱物埋蔵量分類の新基準作成の必要性を主張し、2012年1月1日から新基準が導入される予定であったが、延期されていた。また、プーチン大統領は今年2月、燃料エネルギー産業委員会の会合において、国際基準に則した天然資源埋蔵量分類の新基準作成を指示していた。

 現在ロシアで使用されている2001年版暫定分類基準は、80年代初頭にソ連で採用された埋蔵量・資源量分類基準をベースとしている。ロシアの分類基準は、国際基準SPE-PRMS及びSECと大きく異なっており、地質学的特徴の分析結果を根拠にしており、鉱床開発の経済的要素は考慮されていないものとなっている。

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