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ニュース・フラッシュ

2013年12月9日 リマ 岨中真洋

ペルー:政府、違法鉱業対策の戦略を変更

 2013年11月20日付け地元紙によると、内閣府のUrresti鉱業合法化担当官は、現在政府は違法鉱業で使用される重機を破壊することによる取締り活動を実施しているが、未だに全国で1,500台の重機が違法鉱業で使用されていることから、政府は戦略の見直しを行い、根本的な違法鉱業根絶に取り組む方針を明らかにした。

 Urresti担当官によれば、特に金の違法採掘は大きな利益をもたらすため、政府によって重機が破壊されても、違法採掘事業者は直ちに新たな重機を調達することが多い。そのため政府は、違法鉱業の活発なMadre de Dios県において、炭化水素資源の取引を規制し、違法鉱業に対する燃料の供給が行われないようにする計画である。さらに、ガソリンスタンドが違法鉱業への燃料供給源となっていることから、同州における新規ガソリンスタンドの設置許可を行わない方針である。

 さらに国税庁では、水銀やシアン等鉱業で使用される資材の合法的な使用者を登録し、監査を実施するほか、Madre de Dios県、Arequipa県、Puno県、Cusco県の空港からの金の輸出を規制することも計画されている。

 政府は、これらの対策を実施するための政令を、近日中に公布するとしている。

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