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ニュース・フラッシュ

2013年12月13日 ハノイ 五十嵐吉昭

ベトナム:新鉱物法で導入された競売制度は機能せず

 2013年12月3日、政府がオンライン上で実施したベトナムの鉱業政策に関する議論の中で、Ngoc天然資源環境省副大臣は、2011年7月に施行された新鉱物法で導入され、政令22/2012/ND-CPで規定された鉱物資源採掘権に関する競売が、未だに1件も実施されていないことを明らかにした。副大臣は、その原因が政令等法整備の不備に加えて、中央の天然資源環境省と地方の人民委員会の調整不足にあることを認めた。実際、2011年から2012年に発給された957の採掘権の内、半数以上は専門知識に欠ける地方政府が、政府の鉱業政策の意に沿わず発給したもので、副大臣はこの無責任な対応を非難した。副大臣によれば、2011年に施行された新鉱物法によれば、天然資源環境省が定義した小規模鉱床(例えば銅鉱床の場合は銅量で5千t以下)のみ地方の人民委員会は採掘許可を発給できるが、実際には地方政府は、基準より大きな鉱床でも分割して複数の採掘権を発給しているとされる。

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