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ニュース・フラッシュ

2013年12月16日 リマ 岨中真洋

ペルー:インフォーマル鉱業、2014年の鉱業争議の中心になる見通し

 2013年12月13日付け地元各紙によると、NGO団体ペルー鉱業争議観察所の報告書によれば、2014年4月にインフォーマル鉱業の合法化期限が終了することから、同年においてはインフォーマル鉱業が鉱業争議の中心となるとの見通しを示した。

 さらに同報告書は、近年、インフォーマル鉱業の合法化を目的とした鉱区付与が急増し、2005年から2011年にかけては零細鉱業の鉱業権者数が20%増加した一方で、鉱区面積は1.5百万haから4.4百万haへと約3倍に拡大したと伝えている。

 この状況に関してLeyva弁護士は、例としてPiura県ではインフォーマル鉱業の規模があまりにも拡大し、県政府では対応不可能なレベルになっていると指摘している。

 さらに報告書では、現在7万件の合法化申請が行われているものの、実際に合法化するのはこのうち20,875件であるとの見通しを示している。

 De Echave元鉱山次官は、政府は拡大を続けるインフォーマル鉱業に歯止めをかけるべく、インフォーマル鉱業実施地域毎に現状把握を行うこと、また、これ以上の森林破壊を阻止するためには鉱業禁止区域を拡大すべきだと見解を述べた。

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