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ニュース・フラッシュ

2013年12月23日 メキシコ 縄田俊之

メキシコ:SNMMNGS労働組合長がメキシコ鉱業界を保護するための新たな組織を設立

 2013年12月18日付け業界紙等によると、Don Napoleón Gómez Sada鉱山冶金労働組合(SNMMNGS)長のCarlos Pavón氏は、ストライキと操業停止からメキシコ鉱業界を保護することを目的とした新たな組織を2014年に設立する旨表明した。

 同氏によると、本組織は、鉱業操業を破綻に追いやる労働組合によるストライキの乱用や個人的な利益に基づく操業停止行為を阻止し、鉱業労働者、安全及び法的確実性を保障するものであり、鉱業企業、鉱業労働者及び鉱山周辺住民の支持を得ている。

 また、同氏は、これまでの幾つかの労働組合による鉱業操業に対するストライキ等の行為は、数千人もの関係者と経済活動に悪影響を与えたと付け加えた。

 この背景としては、Minera Frisco社がZacatecas州に保有するEl Coronel金・銀鉱山が、同氏のライバルであるNapoleón Gómez Urrutia氏が率いるメキシコ鉱山冶金労働組合(SNTMMSSRM)による不法占拠により12月初旬に2度目の鉱山封鎖したことに端を発している。また、現在SNMMNGS及びSNTMMSSRM双方は、労働者農民革命連盟(CROC)の監督の下、同鉱山に係る労働組合契約交渉をめぐって論争を実施中。なお、本年6月にCarlos Pavón氏は、Enrique Peña Nieto大統領に対しSNTMMSSRMによる鉱山封鎖を解除するよう独自に働きかけを行っていた。

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