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ニュース・フラッシュ

鉱種:
プラチナ ベースメタル レアメタル ニッケル
2013年12月23日 モスクワ 木原栄治

ロシア:Russian Platinum社、Maslovskoeプラチナ・銅・ニッケル鉱床の開発に関心

 2013年12月12日付け地元報道によると、Russian Platinum社オーナーのムサ・バジャエフ氏はクラスノヤルスク地方のレフ・クズネツォフ知事に対し、Norilsk Nickel社により発見されたタイムィル半島のMaslovskoeプラチナ・銅・ニッケル鉱床の競売が公告された場合、Russian Platinum社はこれに参加する意向がある旨の書簡を送付した。Russian Platinum社はMaslovskoe鉱床がNorilsk-1鉱床南部に隣接しているため、Maslovskoe鉱床に関心を示していると予想される。

 Norilsk Nickel社による地質調査で発見されたMaslovskoe鉱床はノリリスク工業地区にあり、Medvezhy Ruchey 鉱山(Norilsk Nickel社がライセンスを持つNorilsk-1鉱床北部を露天採掘で開発)の南10㎞に位置する。Norilsk Nickel社は既にMaslovskoe鉱床の開発を長期課題として企業戦略に組み込んでいる。同社は、地質調査により発見された区域について、ライセンス付与規則を改正し、競売にかけないよう求めている。同社のポターニンCEOは以前、BHP BillitonとRio Tinto がMaslovskoe鉱床の共同開発に参加する可能性があると述べていた。Norilsk Nickel社のMaslovskoe鉱床地質調査ライセンスは今年12月31日で失効予定である。現在、同社は同鉱床で富鉱部の探査を続けており、探査・採掘ライセンスを申請した。しかし、同社が鉱床を発見したという証拠があるにもかかわらず、開発ライセンスがいつ取得できるかは不明である。

 連邦地下資源利用庁(Rosnedra)の評価に基づくMaslovskoe鉱床の埋蔵量は2009年9月に国家登録され、カテゴリC1+C2の埋蔵量はニッケル72万8,000 t、銅110万t以上、プラチナ1,250万oz、金130万oz、開発期間は約25年とされている。

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