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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2014年1月20日 メキシコ 縄田俊之

メキシコ:国際金融グループBarclays社がFresnillo社の株式を格下げ

 2014年1月15日付け業界紙等によると、国際金融グループのBarclays社は、Fresnillo社の2013年における貴金属生産者としての業績不振と、2014年における生産量鈍化の予測を踏まえ、同社の株式の評価を格下げしたと発表した。

 Barclays社によると、Fresnillo社は非常に質の高い資産を保有しているにもかかわらず、同社の子会社であるMinera Penmont社の操業上の問題が、Fresnillo社の経営を圧迫している。

 この背景として、2012年にMinera Penmont社がSonora州に保有するDipolas鉱山において、近隣の住民により共有地賃貸契約に関する訴訟を起こされた結果、農地問題担当高等裁判所が住民の訴えを認め、同社に対し共有地の返却を命じるとともに、国防省に対し同社の火薬使用許可の一時停止を申請した影響により、2013年8月に年間の金生産量を14.5 tへと下方修正し、更に8.4%減となる13.2 tへと再度下方修正を行った経緯を有する。

 また、昨今の貴金属市況の低迷に加え、2014年から新たに導入される鉱業特別税及び貴金属鉱業特別税によるコスト増加が、Fresnillo社に対し相当程度のダメージを与えると予測される。

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