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ニュース・フラッシュ

2014年1月23日 北京 篠田邦彦

中国:中国鉱業業界、独立探査合資格人制度を導入

 安泰科によれば、最近、中国鉱業業界で“合資格人”という言葉が現れた。これは、証券保証推薦人と類似したものある。2014年1月15日、中国第一期の合資格人29名に資格証書が授与された。合資格人は、国際鉱業資本市場で通用する制度である。

 独立探査合資格人は、職業資格を持つ鉱物探査の専門家である。彼らの職責は、資源量・埋蔵量の計算、鉱業権価値の評価等を行うことである。国際市場では、独立探査合資格人は、鉱物探査プロジェクトに対する評価を行い、上場資金を調達するための重要な鍵となる。中国国内では、これまで国際市場で認可された合資格人がいなかった。

 中国の第一期29名の合資格人は資格証書を取得した後、海外鉱業評価レポートに署名し、豪州、アメリカ、アフリカなどの国際社会で普遍的に認可される。

 業界関係者によると、合資格人制度の設置は鉱業取引所の整備への第一歩であり、今回の認可は中国鉱業市場の成長要求を満たすにはまだ不充分である。政府は、2014年に国際市場とリンクする鉱業評価制度の設立を計画している。中国の既存の鉱業評価は主に技術に注目しているが、国際制度ではルール基準に重点を置いている。中国は、カナダトロント証券取引所(TSX, TSX-V)のようなルールのある取引プラットフォームを築く必要があるとしている。

 中国第一期29名の合資格人は、中央国有資産監督管理委員会傘下の非鉄金属、石炭、原子力工業地質局、大手鉱業企業、鉱業設計院及び各省・市・自治区の地質鉱物探査の管理機構である地質鉱産探査局、地方の大手鉱業企業及び鉱物資源評価機構の総技師や総地質師などから構成されている。

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