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ニュース・フラッシュ

2014年2月3日 メキシコ 縄田俊之

メキシコ:加Baja Mining社、El Boleo多金属プロジェクトの法廷紛争が和解

 2014年1月24日付け業界紙等によると、加Baja Mining社は、Baja California州に保有するEl Boleo多金属プロジェクトに関するスイスLouis Dreyfus Metals Commodities社(LDCMS社)との法廷紛争が和解した旨を明らかにした。

 この背景として、2012年4月にBaja Mining社は、同プロジェクトの初期開発コストを1,170百万US$から1,670百万US$へと大幅に増加することを公表。その後、当該公表を受けて、同プロジェクトの株主であるLDCMS社は、Baja Mining社に対し損害賠償を求めるとともに2010年9月に契約していた超過開発コストを補うためのクレジットを打ち切るために、同年5月にロンドン国際仲裁裁判所(LCIA)に提訴、その1か月後に加British Columbia州高裁に提訴した。これら提訴に対し、Baja Mining社は逆に提訴した経緯を有する。

 本和解における両社の主な合意事項としては、① 2010年9月に契約したクレジットの打ち切り、②両社のそれぞれの裁判所における提訴の取り下げ、③Baja Mining社のLCIAからの提訴に対する保証金20万C$の受け取りである。

 なお、同プロジェクトは、当初Baja Mining社が70%、韓国鉱物資源公社(KORES)を筆頭とする韓国企業コンソーシアムが30%の出資比率であったが、Baja Mining社の資金調達問題等により、現在の出資比率はKORESが70%、Baja Mining社が10%、残りの20%を韓LS Nikko Copper社及び韓SK Networks社が保有する。

 また、初期開発コストは更に増加し最終的には1,790百万US$と見積もられたほか、2014年6月に銅生産を開始する見通しである。

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