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ニュース・フラッシュ

2014年2月10日 メキシコ 縄田俊之

メキシコ:鉱業アナリストによるメキシコ鉱業の展望

 2014年2月6日付け業界紙等によると、Desjardins Capital Markets社の鉱業アナリストAdam Melniac氏は、メキシコ鉱業の展望を以下のとおり報告した。

 近年政府が取り組んだ鉱業に対する諸改革により、鉱業ライセンスの取得を容易にする等行政手続きが柔軟かつ近代化した結果、累計23,000百万US$以上の投資をもたらすなど、国内で一部発生している鉱業紛争にもかかわらず、優れた鉱業インフラを生み出し、高い国際競争力を備えた。特に金生産に関しては、メキシコは世界第9位(世界の3.3%を占める)であり、同国GDPの約1%に相当する。

 メキシコでは、石油、天然ガス等炭化水素資源は、憲法において国家の所有が明確に定義されているが、鉱物資源に関しては開放されており、国内外を問わず採掘許可を民間に対し付与しているため、石油や天然ガスと比較して国際競争力を備えていると言える。

 国内大手のGrupo Mexico社、Peñoles社や海外の大手鉱山会社にとって、周辺住民や社会活動家グループ等による訴訟や抗議活動への対応、周辺環境対策等対処すべき問題は存在するが、鉱業ポテンシャルは依然として高く、同国での鉱業活動は継続に値する。

 PricewaterhouseCoopers(PwC)社の報告によると、同国における金生産が約16,000人の雇用と2013年には約8,000百万US$の輸出額を創出した。

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