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ニュース・フラッシュ

鉱種:
レアメタル ニッケル
2014年2月10日 ジャカルタ 高橋健一

インドネシア:国営鉱山PT ANTAM、2014年のニッケル鉱石販売停止

 2014年2月6日付け地元メディアによれば、国営鉱山PT Antamは、政府の鉱石輸出禁止措置により、これまで同社の主力品目の一つであったニッケル鉱石について、2014年の輸出販売は行わず、生産鉱石を全量、自社のフェロニッケル生産に振り向ける方針であることを、同社Tato社長が明らかにした。この結果、同社の見通しでは、ピークとなった昨年2013年1,150万wmtであったニッケル鉱石生産量は、2014年は144万wmtまで減少することとなる。うち、2013年のニッケル鉱石輸出販売量は970万wmtで、同売上額は約3億3,210万US$(全売上額の36%)を計上したが、2014年はその分の売上が大きく落ち込むこととなる。一方で、フェロニッケルの生産・輸出販売に注力する方針であるとし、2013年の14,450 t(Ni純分量)から19,700 tに増産する計画である。加えて、金の生産量を昨年2013年の9.39 tから13.6 tに増産し、また、間もなく商業生産が本格化する西カリマンタンのケミカルグレード・アルミナ工場からのアルミナ生産により、ニッケル売上減収分を補う考えであることも示した。

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