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ニュース・フラッシュ

2014年2月17日 メキシコ 縄田俊之

メキシコ:Fresnillo社、火薬使用許可の一時停止措置に対する裁判で勝訴

 2014年2月11日付け業界紙等によると、Fresnillo社は、Sonora州に保有するLa Herradura鉱山及びSoledad鉱山における火薬使用許可の一時停止措置に対する裁判で勝訴した旨を発表した。

 同社によると、2014年1月24日の公聴会後、裁判所は住民(エヒード)による一時停止措置の実施請求を棄却した。ただし今後原告側である住民が上告する可能性は残されている。

 この背景として、2012年にFresnillo社の子会社であるMinera Penmont社が同州に保有するDipolas鉱山において、近隣の住民により共有地賃貸契約に関する訴訟を起こされた結果、2013年8月に農地問題担当高等裁判所が住民の訴えを認め、同社に対し共有地の返却を命じるとともに、国防省(SEDENA)に対し同社の火薬使用許可(Dipolas鉱山のほか、Soledad鉱山、Herradura鉱山及びNoche Buena鉱山を含む。)の一時停止を申請した。その後、Dipolas鉱山以外に対する一時停止措置は過剰であり、かつ、裁判所も一時停止措置に関し外部に委任した報告書の見直しを行ったところ、Dipolas鉱山以外に対する一時停止措置を継続する理由が見当たらないとの見解を国防省(SEDENA)に正式に伝え、同年10月にSonora州に保有するNoche Buena鉱山において、国防省による火薬使用許可の一時停止が解除され、操業を再開した経緯を有する。

 なお、Fresnillo社の2013年における金生産量は、火薬使用許可の一時停止の影響により当初計画した15.2 tに及ばず13.2 tとなった。また、同社は、2014年3月にLa Herradura鉱山の生産再開とSoledad鉱山における火薬使用許可の一時停止措置が継続されることを踏まえ、2014年における銀及び金の生産量をそれぞれ1,337 t、14 tと見込んだ。

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