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ニュース・フラッシュ

2014年2月17日 メキシコ 縄田俊之

メキシコ:2014年の金属市況価格は国内大手3鉱山会社の動向が鍵を握る

 2014年2月13日付け業界紙等によると、Grupo Financiero Monex社のアナリストFernando Bolaños氏は、2014年の金属市況価格はGrupo Mexico社、Peñoles社及びMinera Frisco社のメキシコ国内大手3鉱山会社による動向が鍵を握る旨を明らかにした。

 同氏は、2014年は貴金属市況の変動が続くと予想されることから、世界最大の銀生産量を誇るFresnillo社を子会社に持つPeñoles社やMinera Frisco社にとって特に困難な経営状況に晒されると見通した。こうした中、Minera Frisco社は、Chihuahua州に保有するConcheño金・銀プロジェクトの操業開始により、2014年における金及び銀の生産量が対前年比でそれぞれ105%、69.2%の増加が見込まれ、また、Peñoles社も、金及び銀の生産量が対前年比でそれぞれ3%、4%の増加が見込まれる。

 一方、メキシコとペルーを生産基盤とし最大の銅生産量を誇るSouthern Copper社を子会社に持つGrupo Mexico社は、鉱業のみならず鉄道事業やインフラ事業をも手がけ、強い財務体質を備えている上、2013年における金及び銀の市況価格がそれぞれ28.3%、35.8%と下落する中、銅の市況価格は8.5%の下落に留まったことから、2014年はより円滑な経営が行われ、金及び銀の生産量も対前年比で6.2%増加すると予測される。

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