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ニュース・フラッシュ

2014年2月17日 メキシコ 縄田俊之

メキシコ:カナダ商工会議所、メキシコ探鉱は魅力を喪失

 2014年2月13日付け業界紙等によると、カナダ商工会議所(CANCHAM)会頭のDavid Robillad氏は、金属市況価格の下落、低迷に加え、鉱業特別税等の施行に伴う鉱業に対する増税措置は、メキシコ鉱業で最もシェアが高いカナダ企業の投資意欲を減退させ、メキシコへ進出していた小規模な鉱山会社が撤退する旨を明らかにした。

 同氏によると、2013年の貴金属価格下落、低迷傾向が2014年も続くと予想される中、鉱業特別税及び貴金属鉱業特別税の施行により、メキシコに進出しているカナダ鉱山会社約200社のうち収益が上げられない企業が発生する。特に金価格の下落は、鉱山の収益性を下げることから、石油を含めた金以外の収益性のある天然資源開発に投資資金がシフトするため、メキシコ国外の投資へと流れる可能性が高い。事実この現象は、ジュニア企業における鉱業プロジェクトの資金調達先として知られているトロント証券取引所においても、2012年におけるラテンアメリカの鉱業投資先として投資額全体の53%はメキシコであったが、鉱業特別税等がメキシコ議会で可決成立した2013年には17%へと激減した。

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