閉じる

ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2014年3月3日 サンティアゴ 縫部保徳

チリ:環境裁判所、環境監督庁によるPascua Lamaプロジェクトへの罰金措置を取り消し、建設の中断命令は維持

 2014年3月3日、チリの第2環境裁判所は、2013年5月に環境監督庁(SMA)が加Barrick GoldのPascua Lama金-銀プロジェクトに対して下した約1,600万US$に上る罰金措置を無効にする判決を下した。一方、同庁による建設工事の中断命令については維持した。

 判決によれば、SMAは環境認可に対する22件の違法行為について、19件を2つのグループに分け、残りの3件は加重要素として個別の違反と見なしていた。裁判所は、個別に制裁措置を適用すべきところ、違法行為のグループ分けを行った決定とその他の3つを加重要素とした背景が理解できないとし、これだけで裁定を無効とする十分な理由となると述べた。

 SMAには本措置に対し最高裁判所での判決を求める不服申し立て期間として、3月4日以降、15日間が与えられている。SMAが罰金措置手続きをやり直した場合、新たな制裁適用には約1年を要するとされる。また、制裁措置が個別に適用されると罰金額は1.3億US$~3億US$に達すると予想されている。

ページトップへ