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ニュース・フラッシュ

2014年3月3日 バンクーバー 山路法宏

米:Molycorp社、2013年のQ4及び通期の決算を発表

 2014年3月3日、米Molycorp社は2013年Q4及び通期の決算を発表した。Q4決算は、販売量がQ3比11.5%減の3,201 t、平均単価もQ3比で6%下落した結果、売上はQ3比17%減の1.24億US$と落ち込んだ。通年決算は、販売数量が前年比42%増と大幅に伸びたものの、平均単価が26.3%下落し、売上は5%増の5.54億US$にとどまった。一方、利益については、売上増分の27百万US$に対して、製造費が1.12億US$と大幅に増加し、グロス利益の段階で67百万US$の損失に転落した(前年は19百万US$の利益)。ただし、営業利益は、営業費用が12年度の1.83億US$に対して、7.6%減の1.69億US$と15百万US$のコスト削減、減損費用も3億US$から1.2億US$と大幅に抑制され、合計で1.96億US$の大幅なコスト減となったものの、2012年度に続き、2013年度も営業費用がグロス利益を超過しており、営業利益は2期連続で赤字となった(2013年度は上記のとおり、グロス時点で既に損失)。なお、当期利益についても、前年度の▲4.81億US$に続き、2013年度も▲3.75億US$の純損失となっている(いずれも、非支配株主持分を除く)。

 また、決算報告中で、カリフォルニア州のMoutain Passレアアース鉱山におけるクロール・アルカリの電解設備の試運転が予定どおりに完了し、操業を開始した事も合わせて発表した。当該設備の導入により、レアアースの精製分離工程で使用される塩酸や苛性ソーダの内製化が可能となり、(外部購入する場合と比較して)副資材のコストを抑えた形での生産能力の増加を実現した。

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