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ニュース・フラッシュ

2014年3月10日 メキシコ 縄田俊之

ドミニカ共和国:鉱山総局長、ドミニカ共和国鉱業の持続的な成長を明言

 2014年3月6日付け業界紙等によると、Alexander Medina鉱山総局長は、ドミニカ共和国鉱業の成長は既存事業の拡張と新規プロジェクトの推進により今後数年間は持続するとの見通しを明らかにした。

 同局長によると、同国鉱業は非常にポジティブな状況にあり、また、成長のための多くの機会を有している。2013年における鉱業生産及び輸出は、加Barrick Gold社(本社:トロント)と加Goldcorp社が権益比率60:40で保有するPueblo Viejo金・銀鉱山の生産開始により大幅に増加し、特に2013年1~9月の金輸出額は前年同期の19.3百万US$から827百万US$へと劇的に増加しており、2013年同期における同国総輸出額72.5億US$の11.4%を占め、同国最大の輸出額であった。今後、同国輸出における鉱業の割合は20~25%に達し、また、GDPに占める割合も現在の0.5%から2%へと増加する見通しである。また、同鉱山とその他鉱山における増産により、年間約31tの金生産量が見込まれ、この結果、同国鉱業の成長が維持される。

 一方、同局長は、法的枠組みにおける信頼性を確立し、また、行政手続きの簡素化によりコンセッションの付与やその他許認可の迅速化を図ることによって、外国投資を増加させるための行動をしなければならない。また、Falconbridge Dominicana社(Glencore Xstrataの現地法人)が保有するFalcondoニッケル鉱山の拡張計画が含まれるLoma Miranda地域を2013年10月にドミニカ共和国議会下院が国立公園に指定したことにより、同社が今後3年間同鉱山の操業一時停止を発表した件に関し、周辺環境や水資源に重大な影響を与えるものではないことから、同地域での鉱業ライセンスを付与すべきと明言した。

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