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ニュース・フラッシュ

2014年3月17日 サンティアゴ 縫部保徳

チリ:Aurora Williams鉱業大臣、外資法(DL600)の見直し計画に言及

 2014年3月11日からスタートしたMichelle Bachelet新政権のAurora Williams鉱業大臣は、地元紙のインタビューで政策の課題と方針について以下のように述べた。

1. 外資法
 Bachelet大統領の政権公約の中に廃止が掲げられていた外資法(DL600)について、政府は見直しをして必要な改正を検討するとした。Williams鉱業大臣は「DL600 が制定された時代のチリと現在のチリは異なっており、また、当時の鉱業も現在の鉱業とは異なり、ルールの見直しが必要。DL600は外国投資を促進するためのものだが、それ自体が目的ではない」と述べた。

 DL600 に基づいて投資される外国資本の権利義務は、チリ共和国(外資委員会)との間で締結する外国投資契約によって保護される。DL600 に基づく外国投資家の権利として、国内企業と同等に扱われる権利や所得税率の安定化などが与えられる。

2. ENAMI
 Sebastian Pinera前政権が国会へ提出したENAMI(チリ鉱業公社)の企業統治変更法案は、見直しのため、議論の中断を計画している。Williams鉱業大臣は新しい企業構造への変更よりも、効率的な運営が必要との認識を示した。同社は2013年に6,780万US$の損失を出している。また、ENAMIは新たな投資を必要としているとして、公的資金注入の可能性に言及した。

3. リチウム
 Bachelet大統領の政権公約にあったチリのリチウム国家政策を提言する技術委員会の創設について、委員のメンバー候補について評価作業中であり、現時点で何の決定もなされていないと述べた。

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