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ニュース・フラッシュ

2014年3月17日 バンクーバー 山路法宏

加:カナダの砕氷船不足により五大湖・セントローレンス水路の船舶輸送が遅延

 地元報道によれば、五大湖及びセントローレンス水路が厚く広範な氷に覆われている中、カナダ沿岸警備隊(Canadia Coast Guard)が保有する砕氷船の不足が原因で十分な砕氷が行えておらず、セントローレンス水路の開通が例年よりも遅れている。

 カナダ政府は穀物を輸送するために最大限に作業を行っているが、砕氷船が港の開通や船舶輸送への支援を行うまで、港に貯蔵されたままになると見込まれ、穀物のみならず、他の産業でも鉄鉱石や建設資材、塩、石油製品等の船舶輸送を行う商品について既に在庫が手薄になっている。

 カナダ船主協会(Canadian Shipowners Association)は、現状のカナダの砕氷船では、カナダ国内や米国産業向けの重要な貨物を輸送するために必要な水路の開通と維持ができないとの強い懸念を示している。同協会では、カナダ沿岸警備隊に対してすぐに3 隻を展開させるよう要請すると共に、連邦政府に対して長期的な解決を求めている。

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