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ニュース・フラッシュ

鉱種:
鉄鉱石
2014年3月18日 北京 篠田邦彦

中国: 33 種の非鉄金属尾鉱の総合利用が実現

 安泰科によれば、ここ数年、中国政府は尾鉱に関する一連の奨励政策を公表し、中国の資源総合利用レベルを継続的に高めるよう推進してきた。中国尾鉱連盟によると、2012 年の中国の尾鉱利用総量は約2.3億t、総合利用率は17%で、2011 年と比べ1.7%上昇した。現在、国内の1/3 の随伴鉱物資源は総合開発を実現し、国内の約70%の随伴金属が総合利用を達成し、国内金属総生産の15%を占めている。そのうち国内の35%の金、90%の銀、100%の白金族金属、75%の黄鉄鉱及び50%以上のバナジウム、テルル、ガリウム、インジウム、ゲルマニウムなどのレアメタルが総合利用によるものである。現在、非鉄金属鉱物の45 種の随伴元素の中で33 鉱種が総合利用を遂げた。

 中国で採掘された鉱石の80%以上が尾鉱となり、環境汚染、資源浪費、潜在的な安全上の問題や土地の占有問題など大きな社会リスクとなっている。現在、中国国内の尾鉱の累積堆積量は約120億t以上である。そのうち鉄類の尾鉱が最も多く、その次に銅、金及び非鉄金属、レアメタルの尾鉱量が比較的多くなっている。尾鉱連盟関係者によると、もし現在ある尾鉱の中の有価元素の回収を行えば、2.1億tの鉄、300tの金、200万tの銅及びチタン等の大量のレアメタルを回収することができる。

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