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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2014年3月24日 リマ 岨中真洋

ペルー:政府、Santa Ana銀プロジェクトに係る仲裁に向けBear Creek Mining社との合意を模索

 2014 年3 月21 日付け地元各紙によると、Bear Creek Mining社(本社:カナダ)は、激しい反対運動や複数の死者発生を受けて2011 年にSanta Ana銀プロジェクト(Puno県)の鉱区が当時のペルー政府によって取消された件に関し、2014 年2 月にペルー政府に対してカナダ・ペルー両国のFTAに基づく国際仲裁プロセスを開始する意図がある旨を通達した。

 なお、通達後6 カ月間は対話期間として定められ、この期間内に友好的合意に達しない場合は国際仲裁プロセスが開始される。

 これに関して、Castilla経済財務大臣は、政府、Bear Creek Mining社共に、対話期間内のできる限り早い段階で双方合意に達したい意思のある旨、表明した。

 Bear Creek Mining社によれば、Santa Ana銀プロジェクトにおける銀の確定・推定埋蔵量は63.2百万oz(約1,965 t)となっている。

 一方、専門家らは、国際仲裁プロセスに至った場合、政府に有利な判決が行われる可能性は低く、Bear Creek Mining社に対する賠償金は12億US$近くに達する見通しであることを示し、政府は高額の賠償金の支払いを回避したい意向があると指摘している。

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