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ニュース・フラッシュ

2014年3月24日 モスクワ 木原栄治

ロシア:天然資源環境相、地下資源利用料決定に関する新規定を承認

 2014 年3 月9 日付け地元報道によると、ロシアのセルゲイ・ドンスコイ天然資源環境相は、従来の算定方法に代わり、定期払い地下資源利用料の料率決定規定を承認する旨の命令書に署名した。

 これまで地下資源利用料の具体的な料率算定は、2002 年に天然資源環境省が定めたガイドラインに基づいて行われてきたが、算定方法に多くの不備があることが指摘されていた。特に、初期段階の地質調査では確定困難な指標が求められていた。

 定期払い地下資源利用料は、鉱床の探査及び評価の権利、採鉱に関係しない施設の建設・運営用地の地質調査及び適性評価の権利並びに当該施設建設の権利が、地下資源利用者に供与される場合に課され、実際の作業の有無にかかわらず、ライセンス有効期間中に支払うことが求められる。

 新規定では、料率は地下資源鉱区の規模と鉱物の種類に基づき決定される。算定には経済地理的条件、事業期間、地質調査レベル、リスク・レベルも考慮される。これらのファクターに基づき、補正係数が定められており、例えば、一般道までの地図上の最短直線距離が100 ㎞を超える地区や北極圏の荒地については補正係数が0 となる。また新規定では、地質調査レベル、予測資源量・埋蔵量の密度、採掘層の深度に応じた補正係数の変更も定められている。

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