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ニュース・フラッシュ

2014年3月24日 モスクワ 木原栄治

キルギス:Altynken社の環境破壊に対し地元住民が年間1,300万US$の社会福祉費支払を要求

 2014 年3 月14 日付け地元報道によると、Taldy-Bulak Levoberezhny金鉱床を開発中のAltynken社に対し、地元住民が環境破壊の代償として年間1,300万US$の社会福祉費支払いを要求している。

 社会民主党のチヌィバイ・トゥルスンベコフ党首は、「このような要求が我が国の投資環境をダメにしている。会社は税金、社会保障費を支払っており、これ以上何を支払う必要があるのか。地方当局が今後もこうした政策をとり続ければ、我が国経済は破綻する。」と述べている。

 Altynken社のワン・ガン常任副社長は、昨年同社では4 つの町村(クラスヌィ・オクチャブリ、チム・コルゴン、オルロフカ、ジャヌィルィシ)に35万US$の社会福祉費を支払ったほか、ケミン地区発展基金に30万US$を納付したと述べている。

 Taldy-Bulak Levoberezhnyはキルギスで最大級の金鉱床であり、開発を行うAltynken社の資本は、Kyrgyzaltyn社が40%、Superb Pacific Limited(中国の紫金鉱業集団の子会社)が60%を所有している。同鉱床の金埋蔵量は約78 t、金年間生産量は3~3.5 tとされ、銀と硫黄の採掘も予定されている。

 Altynken社のワン・ガン常任副社長によると、Taldy-Bulak Levoberezhnyプロジェクトは投資総額2億5,000万US$であり、うち1億600万US$(45%相当)は既に実行されている。操業に向けた施設全体の完成率は45%であり、尾鉱堆積場の建設は50%、金抽出プラントの建設は48%終了している。

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