閉じる

ニュース・フラッシュ

2014年3月25日 シドニー 伊藤浩

豪:生産性委員会、探査権の認可等に関する政府への提言をとりまとめ

 2014 年3 月、地元各紙は生産性委員会が取りまとめた資源・エネルギー分野の探査活動における財政関連以外の障壁(nonfinancial barriers)に関する報告書について報じている。同委員会は、豪州においては探鉱コストが増加する一方で、発見される鉱床の件数が減少し、かつ鉱床が小規模・低品位になっていると指摘。また、現下の厳しい規制に対応せざるを得ないことが探鉱コスト増を引き起こしている要因であると指摘。これらを改善するため同委員会は報告書において探鉱に関連する22 項目の提言を行っている。主要な提言として、先住民の遺跡に関する調査においては、過去に行われた調査との重複をなくすため、これまでに政府に提出されている先住民遺産に関する情報に企業が容易にアクセスできるようにすべきとの提言及び豪州で活動する外国企業の探鉱結果等に関して、豪州の上場企業と同等の情報開示を義務付けるべきとの提言を行っている。委員会は政府の環境承認プロセスに関しても連邦政府と州・準州政府との間で協定を締結し承認プロセスの効率化を図るべきであると提言している。業界は当該報告書を評価しており、地元各紙は、当該報告書は業界が直面する課題を適切に認識しているとの豪州鉱業・探査企業協会(AMEC:The Association of Mining and Exploration Companies)のコメントを報じている。

ページトップへ