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ニュース・フラッシュ

2014年3月31日 メキシコ 縄田俊之

ドミニカ共和国:Glencore Xstrata、環境大臣による批判に反論

 2014 年3 月27 日付け業界紙等によると、Glencore Xstrataは、Falconbridge Dominicana社(Glencore Xstrataの現地法人)の保有するFalcondoニッケル鉱山周辺の森林を元に戻す命令をGlencore Xstrataは果たしていないとのBautista Rojas Gómez環境大臣による批判に対し、反論を示した。

 Glencore Xstrataによると、同鉱山の敷地となるLa Vega州のLoma Peguera地域と Loma Ortega地域において、同鉱山の操業により影響が与えられたとされる区域のうち、53%は修復が完了した。

 この背景として、2013 年5 月に国連開発計画(UNDP)が発表した評価結果やドミニカ国立科学アカデミーの勧告を受け、同鉱山の拡張計画が含まれるLoma Miranda地域を同年10 月にドミニカ共和国議会下院が国立公園に指定したため、同社は今後3 年間同鉱山の操業一時停止を発表した(なお、同社は、ニッケル市況の低迷により操業一時停止を行うとしており、国立公園に指定をされたためでは無い旨説明している。)。また、UNDPが発表した評価結果では、同社が作成した同鉱山の環境影響評価報告書は、鉱業活動により広域に及ぶ環境への評価や、生物の多様性及び社会への影響の評価等が不足しており、内容が不完全と指摘。これを受け同年6 月に当局は、同地域での開発を不許可とした経緯を有する。

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