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ニュース・フラッシュ

鉱種:
レアメタル ニッケル
2014年3月31日 モスクワ 木原栄治

ロシア:Norilsk Nickel、インドネシアの鉱石輸出禁止措置を受け、中国向けニッケル輸出拡大へ

 2014 年3 月21 日付け地元報道によると、Norilsk Nickelのパーヴェル・フョードロフ副CEOが、インドネシアのニッケル原料の輸出禁止措置を受け、中国向けニッケル輸出を大幅に拡大する意向である旨を述べている。

 インドネシアの原料供給率は世界のニッケル生産の約20%、銅生産の約3%、アルミニウム生産の約10%を占めていたが、インドネシアは2014 年1 月からニッケル鉱石、銅鉱石、ボーキサイトの輸出を中止している。輸出が許可されたのは、同国で一部加工もしくは製錬された原料のみとなっている。

 同副CEOは、インドネシアの鉱石輸出規制の継続が見極められれば、当社の中国へのニッケル輸出の大幅拡大も考えられると述べている。また、アナリストは中国のニッケル鉱石在庫量を4~6 ヵ月分と評価しており、Norilsk Nickelの見通しでは、今後の需要は拡大するとの見通しを述べている。同社の中国へのニッケル地金輸出は年間約7万tである。

 Norilsk Nickelは、インドネシアの禁輸措置が政権交代後も続けば、今年及び来年のニッケル価格は1万6,000~1万7,000 US$/tの間で安定すると見ており、この価格水準はニッケル部門の長期的安定にとって不可欠であるとしている。

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