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ニュース・フラッシュ

2014年4月4日 バンクーバー 山路法宏

加:連邦政府、採取産業に対する報告義務基準の公開レビューを開始

 2014 年4 月4 日、連邦天然資源省(NRCan)は、現在連邦政府にて検討されている採取産業部門における報告義務基準について、公開レビューのために討議資料(consultation paper)を公開した。連邦政府は採取産業による政府に対する支払いの透明性を向上させることを目的として、2015 年6 月までに報告義務基準を策定すると発表していた。

 採取産業における透明性の確保については、Extractive Industries Transparency Initiative(採取産業透明性イニシアティブ、以下「EITI」)という多国間協力の枠組みの下、石油、ガス、鉱物資源等の開発を行う採取産業による産出国政府への資金の流れに対する透明性を高め、責任ある資源開発を促進する取り組みが行われており、カナダもその支援国の1 つとなっている。

 今回公開された基準は、先行して取り組みが進められている米国やEUの基準を参考としている。カナダ国内の石油・ガス、鉱業分野で操業を行っている、またはカナダ国内に本社を置く採取企業が対象で、国内外での政府(連邦政府だけでなく地方政府等全てのレベル)や先住民団体等への支払いが、1回ないし累計で10万C$以上の場合には報告が義務付けられる。

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